ギャラリー展示のご紹介(多摩川の記憶② こころを潤す母なる川)

皆さんは多摩川での「遊び」というと何を想像されるでしょうか?

河原でバーベキューをしたり、川で泳いだり。
夏は花火見物に訪れる方も多いかもしれません。

現代でも多様な遊び場として魅力的な多摩川ですが、
今ではあまりお目にかかれないもの、また現代にも続いているものなど、
その昔も様々な観光と娯楽に溢れた場所だったのです。

現在当社エントランス横のギャラリーでは
『多摩川の記憶② こころを潤す母なる川』と題し、
「観光」と「娯楽」にスポットを当てた写真・資料を展示しています。

※「多摩川の記憶① 産業を支えた母なる川」(2016年展示)に関する記事は コチラ から。

観光
丸子渡船場の付近では、交通手段である渡し舟に交じり、
多くの人が水泳や川遊びに興じていました。
正に絶好の「水遊び場」だったのです。

川岸には水遊びを見物する人々も集い、
和装、洋装、思い思いのファッションに身を包んでいた様子もうかがえます。

娯楽
渡し舟が観光船としての役目を担うようになったほか、
川岸での遊びは更に多様になっていきます。

丸子多摩川花火大会は現在の「多摩川花火大会」の元祖であり、
始まりは大正14年にまで遡ります。
今でも夏の風物詩として川崎市民に長く愛されているイベントの一つです。
(*2018年は10月開催予定です)

また、日本初の常設モーターサーキットが開設されたのは、実はこの多摩川の河川敷!
「多摩川スピードハイウェイ」はオートレースを楽しむ人々で賑わい、
丸子橋上流にはコンクリート製で階段状の観客席跡が現在も残っています。

これら貴重な写真や資料を提供してくださったのは、
郷土史研究家の 羽田 猛 (はだ たけし)氏 です。

羽田氏は川崎市の公立学校長を定年退職後、
中原区や幸区を中心とした地域史研究を重ねており、
書籍や写真集を多数出版されています。

「中原街道と武蔵小杉」表紙
ギャラリーに展示している資料は
羽田氏の著書『中原街道と武蔵小杉~写真で綴る周辺の今昔~』に
収録されています。

「中原街道と武蔵小杉」原家ページ
当社原家の屋敷や陣屋門に関する記録も
当時の写真と共に振り返ることができます。

ある日の陣屋門プラザ

ある日の陣屋門プラザ

陣屋門プラザには時折、
中原街道沿いの史跡巡りやウォーキングを楽しむ人々の一団が訪れます。

建物や植栽だけでなく、ギャラリー展示も人気で、
写真や説明を興味深げに見学する方々の様子がよく見られます。

地域の方は勿論、この地を訪れた方にも
中原街道や武蔵小杉の歴史に触れられるスポットとして楽しまれています。

皆さまも、お近くにお越しの際は是非ご覧ください。
また、羽田氏の書籍は当社にて販売もしておりますので、
ご興味のある方は事務所までお声がけください。

羽田先生書籍展示販売スタンド