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先日ニュースリリースでご紹介させていただいた
日本民家園で開催の「苔テラリウム作り」

紅葉と冬の寒さが深まる中、
弊社社員の一人がこのワークショップに参加してきましたので
今回はその様子をレポートさせていただきます♪

*「テラリウム(terrarium)」とは…?
 水槽やボトル容器の中にコケ、シダ、水草などの植物を植え、
 自然をそのまま切り取ってきたかのような風景を観賞する園芸の一種です。

会場は山梨県甲州市の農家の住宅であった「広瀬家住宅」の前です。
テーブルと座席は背中合わせで配置されており、
受付時に検温と消毒を徹底する等、感染症対策に配慮していました。

素材となる苔とハイドロカルチャー(人口土)、
それらを入れる瓶がセットになっています。

苔は、この秋に葺き替え工事を行う旧清宮家の屋根に生えたものを使います。

瓶の中にハイドロカルチャーを入れ、苔を敷き詰めます。
苔の茶色部分はピンセットで下、もしくはハイドロカルチャーに埋まるように押し込み、
綺麗な緑の部分が見えるよう調整します。

会場では貝殻やビー玉等の飾りも販売されていました。
お好みの飾りでアレンジすると一層愛着が湧きますね。

古民家を隣に、これまた古民家ゆかりのものを使って
歴史と自然を感じるものづくりができ、
青空教室のようなワークショップは大変楽しかったです。

この日は原家旧母屋の1階座敷を利用した古民家カフェが
偶然にも年内最後の営業をしていました。

例年春と秋の2シーズン営業される古民家カフェは
歴史ある建築物の中でこだわりのコーヒーや手作りのお菓子を頂けるとあって
毎年多くのお客さんで賑わっています。

今年はコロナの影響で春シーズンの営業が叶いませんでしたが、
秋シーズンは席の間引きやこまめに消毒をする等感染対策を徹底し
9~11月の期間限定で営業していたとのこと。

この日頂いた温かいコーヒーとお菓子は
ワークショップを終え、園内をぐるりと散策した後の体に深く染み入りました…。

ワークショップの会場にもなった旧広瀬家のふるさと
山梨県甲州市の秋の名物「ころ柿(枯露柿)」の展示も見られました。

これは「甲州百目」という種類の渋柿の皮を剥いて消毒をしてから紐でつなぎ、
25日ほど干した後、柿を棚に移して更に棚干しを行って作る干し柿です。

柿全体に日光が満遍なく当たるよう、適当な間隔を置いて
コロコロと位置を変えることから「ころ柿」という名前がついたのだとか。

古民家の歴史と自然に触れられるワークショップに参加でき、
とても楽しい想い出と作品を作ることができました♪

今後も面白いイベント、企画があれば積極的に参加したいと思います。