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先日より、GATE SQUARE小杉陣屋町のギャラリーにて地域の歴史にまつわる新展示「小杉十字路は賑わいの中心地!?」が始まりました。
現在の武蔵小杉と言えば、JRと東横線とが乗入れており交通便が良く、駅近辺には再開発によりタワーマンションやショッピングモールが立ち並ぶ街として知られています。
ですが、大正から昭和初期にかけて武蔵小杉の中心地はGATE SQUARE小杉陣屋町からもほど近い「小杉十字路」と呼ばれる中原街道と府中街道が交差する辺りでした。
最盛期には「ロンドン・パリ」とも称されたほどに多くの商店が立ち並び、銭湯や映画館など娯楽施設もありました。
ギャラリーでは、その賑わいを現在と過去を対比した地図と過去の写真とでわかりやすく解説しています。
また小杉十字路周辺が街の中心地であったことを記すエピソードとして今回の展示では、武蔵小杉の郵便と電信電話の変遷についても解説しています。
日本の文明発展の重要な要素となった郵便・電信電話のインフラですが、実は中原区に電話が開通したのは今から約100年前のことです。
開通当時、電話はどの家にあるわけでなく、電話がひかれたのは中原区界隈でたった36軒だけでした。
この表の8番 原文次郎は、原家の9代目にあたります。現在も原家の電話番号末尾は8番であり、当時からの名残がうかがえます。
ギャラリーでは、電話が開通した頃の祝賀会の様子や当時の電話交換台の様子など貴重な写真を展示しています。
是非ギャラリーをご覧頂き、小杉の発展の歴史と変遷に想いを馳せてみてください。