日本民家園で例年春と秋の2シーズン営業される原家旧母屋の座敷を利用した古民家カフェ。
爽やかな秋晴れに恵まれた週末、秋シーズンを迎えた園内とカフェに伺いました♪
原家旧母屋は明治時代、原家8代目当主 文次郎の時に建設が始まり、22年の歳月をかけて完成した総ケヤキ造り2階建ての木造民家です。
平成3年に川崎市立日本民家園(川崎市多摩区)に移築・復原されて以降、園内の様々なイベント、ワークショップの場として幅広く活用されています。
この日も原家には多くの見学者が。ベテランガイドさんが高度な建築技術や意匠性・美術性の高い装飾等について丁寧に説明されており、皆様真剣に聞き入っている様子でした。
座敷を使った古民家カフェにも毎年多くの人が訪れます。
2021年より地元団体「多摩区ソーシャルデザインセンター」が出店を引継ぎ、所属する学生たちが中心となって古民家カフェ「はらっぱ」を運営しています。
カフェではコーヒーなどのドリンクは勿論、ケーキ、和菓子、焼き菓子、トーストなど種類豊富なメニューが取り揃えられていました。
この日は最高気温が30度に迫る暑い日でもありましたので、冷たいドリンクが身体に沁みます。
豊かな自然を眺めながら過ごす座敷では、ゆったりとした空気、時間の流れを感じました。
園内を回るとちょうどお昼の時間帯にさしかかり、お腹も空いてきた頃。
そば処「白川郷」にもお邪魔し、冷たいお蕎麦でランチを楽しみました。
園内唯一の合掌造りである旧山下家の1階がお店になっており、山梨県の忍野村の湧き水を使って製麺したお蕎麦の他、甘味も楽しめます。
涼やかな窓辺で頂くお蕎麦はまた格別でした。
園内を歩いていると、心地よい自然の風や空気、秋の足音を色々な場所で感じることができました。
お出かけしやすい日も増えてまいりましたので、皆さまも是非足をお運びください。
◇古民家カフェ「はらっぱ」
*詳細はHP等でもご確認ください。
・期間:9月17日(土)~11月27日(日) 期間中の土日祝日に営業
・時間:11:00~16:00(ラストオーダー15:30)
・出店:多摩区ソーシャルデザインセンター
日本民家園
(神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-1)
<アクセス>
鉄道
・小田急線「向ヶ丘遊園駅」南口から徒歩13分
・JR南武線「登戸駅」生田緑地口から徒歩25分
バス
・小田急線「向ヶ丘遊園駅」南口バスターミナルより
川崎市バス【溝19】おし沼経由「溝口駅南口」行き乗車
⇒「生田緑地入口」下車、徒歩3分
・南武線「武蔵溝ノ口駅」、東急田園都市線「溝ノ口駅」南口バスロータリーより
川崎市バス【溝19】「生田緑地入口」経由「向丘遊園駅南口」行き乗車
⇒「生田緑地入口」下車、徒歩3分