例年より少し遅い梅雨入りとなりました。
陣屋門プラザでは紫陽花が美しい姿を見せています。

 
陣屋門プラザ一角にある稲荷社はかつて明治時代後期に原家旧母屋の敷地内に造られたもので、GATE SQUARE小杉陣屋町の建築にあたり現在の場所へ移設をしたものです。

 
現在は、陣屋門とともに国登録有形文化財にも登録をされており日々お近くにお住いの方も参拝にいらっしゃいます。
原家では初午の日のお供えの伝統をはじめとし、この稲荷社を代々大切に引継いできました。
 
この度、鳥居の塗装の劣化が目立ちましたのでリニューアルをいたしました。

 

 
再塗装に当たっては、古くは聖徳太子の時代から日本の神社仏閣の建築・修復に携わる金剛組様にお願い致しました。
 
はじめに、薬剤で元の塗装を剥がします。

 
以前はあまり見えなかった木目が綺麗に見えるようになりました。
 
そして、塗装が綺麗に接着するようヤスリを丁寧にかけます。

 
そして、塗料を塗ります。

 
一度塗って乾かし、更にもう一度同じ塗料を塗るという、３日にわたっての作業となりました。
 
完成後の様子はこちら。

 
歴史を重ねた風合いは残しながらも、大変綺麗になりました。

これからも、GATE SQUARE小杉陣屋町では引き継いだ史産を活かし、この土地の歴史を次世代に継承して参ります。