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梅雨が明け、今年も暑い夏がやってきました。

先日、GATE SQUARE小杉陣屋町の陣屋門脇にある御神木のケヤキの木を一部剪定しました。

 

樹齢は350年以上と言われ高さは11mにもおよび、陣屋門に寄り添った姿はGATE SQUARE小杉陣屋町のシンボルともいえるこちらのケヤキですがもともと、原家旧母屋敷地内にあり小杉陣屋町の歴史を見守っていました。
 
GATE SQUARE小杉陣屋町の建築にあたり2013年11月に現在の場所へ移植をされました。

移植の様子

移植の様子



 
移植後も大きく枝葉を伸ばして成長しているように見えましたが実は以前に樹木の頭頂部に落雷があり、被害のあった部分から徐々に腐食が進んでいました。
倒木の可能性があり、重要文化財である陣屋門にも被害が及ぶ可能性もあることから今回腐食部分の大規模な剪定を行うこととなりました。

剪定にあたってはクレーン車と高所作業車を使用した大がかりなものとなり、建築時の移植にも携わっていただいた作業員の皆さまと当社社員一同で見守りながら実施しました。

まずは上部の大きな枝葉を少しずつ伐採します。

クレーンで支えながら、2度に分けて幹を切除しました。

切除した幹は大変大きく立派で、この木の歴史が感じられました。

剪定をした断面には防腐剤を塗り、直射日光が当たる部分には「幹巻き」とよばれる包帯のようなもので保護をしました。

これからもGATE SQUARE小杉陣屋町のシンボルとして、新たな枝葉を元気に茂らせてくれることを願い御神木ケヤキの成長を見守って参りたいと思います。