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原家の陣屋門・稲荷社に文化財登録に伴い
解説の看板とプレートを設置しました!
- 陣屋門
- 稲荷社
陣屋門と稲荷社は明治後期に建てられた建築物で、
旧母屋が川崎市立日本民家園に移築・復原された以降も当時の面影を今に伝える史産として
GATE SQUARE 小杉陣屋町(以下「GS」)に残されています。
建造物の歴史的価値だけでなく風致や景観の面でも活用されていることが評価され
令和元(2019)年12月に国登録有形文化財に登録
翌2(2020)年3月には登録プレートを受領しました。
(登録に関する記事は コチラ)
(プレートに関する記事は コチラ)
今回、文化財に登録された2つの建築物をより多くの方に知って頂きたいとの思いから
中原街道沿いから一般の方々にも見える形で解説の看板と文化財プレートを設置しました。
解説看板
解説看板は、元々陣屋門近くに石碑を立てていた場所に新設しました。
石碑そのものは4月上旬に撤去された後、GS分譲棟側の植栽工事にて
景石の一つとして活用いただきました。
(詳細は コチラ)
- 撤去作業の様子
- 石碑が運ばれる様子
- 角地手前の景石に活用されました
陣屋門、稲荷社の建築的な概要や
かつてこの地にあった旧母屋についても触れています。
なお、文案作成にあたっては川崎市教育委員会文化財課様、
旧母屋移築先の民家園様、GS施工の竹中工務店担当者様等、
様々な専門家の皆さまにご助言を頂き、推敲を重ねさせていただきました。
ご入居者や地域の方は勿論、中原街道の散策、歴史散歩を楽しむ方等にも
是非この地の歴史と建築物について知っていただければと思います。
文化財プレート
文化財のプレートは陣屋門左手側の基礎石部分に掲示しました。
プレートが加わったことで、より一層重みが増したような気がします。
ちなみに、門の左右に連なる塀のことを「袖塀(そでへい)」と呼ぶそうですよ。